たまさんち

たまさんち(たまさんの家)は青森県平川市にある8LDKの一軒家です。

2017年4月から、いま流行りの(?)民泊をしていて常時10名様が泊まれるようになっています。予約システムはAIRBNBやCoughtsurfinを利用しております。

95%が海外からのゲストで、そのうち約半数が「初めてのニッポン」を我が家で体験しています。開業から約半年で65カ国、約300人のゲストさんが宿泊しました。

年齢・性別・国籍に関係なく、誰でも泊まれる5つ★を心がけています。

ちなみにたまさんは「民泊」という言葉があまり好きではないので「ペンション」と言っています。 さらに詳しく

「ペンション」で、いろんなことをやっています。

2013年、産後うつの人や配偶者が集まって小さな集会(自助グループ)を始めました。産後うつのモヤモヤに気づいた人、イライラを抑えきれなくなった人、突然に産後クライシス(©NHK)を迎えて危機的な状況になった夫婦のカウンセリングがスタートしました。一時期、休会の日が長く続きましたが、今でも細々と土曜日の午前中にグループミーティングを続けています。
と言うのは、案外と遠くからご参加の方が多かったのです。そこで参加者に前泊して頂けるようゲストルームを整備しました。
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2014年、たまさんは宿泊施設をDVシェルターとして運用を開始しました。青森県庁の人に、たまさんちを寄付するからDVシェルターにしてくださいと申し出たのですが「イラネー」と言われてしまったので、自分で始めることにしました。たまさんちのDVシェルターは、行政の息がかかっておらず男女兼用です。

つまり、多くの人がイメージする「女性シェルター」とは違って男性も利用できます。しかも管理人たまさんは男だしぃ。ネットで探せばすぐに住所が見つかりますし・・・
けれど、ある日たまさんには確信が芽生えました。心配事の90%は起こらない。不安につけこんで被害を拡大させている人たちが「相談員」と呼ばれる人の中に紛れていることを。そして、逃げても逃げても、その不安や恐怖が収まるどころか日に日に増大して生きづらさを蓄積していく人々に多く接してきました。
たまさんちでは、そのような「無意味な断絶」によってあらぬ被害を拡大することを防いでいます。 さらに詳しく

 

2015年、220平米という小さな庭で「ぬこのひたい」という小さな農園を始めました。GoogleMaps

化学肥料や農薬を一切使わない野菜を収穫し、あっぷるすとあ平川本店という露店で野菜を売っています(iPhoneは売っていませんよ)。なによりもペンションに宿泊するゲストさんには、採りたて野菜の美味しさを知ってほしいと思っています。ピーマンやニンジンが苦手なお子様が、次々と野菜嫌いを克服していく様子は、まるでドッキリカメラを見ているような気持ちです。量は少ないけれども、小さな赤ちゃんでも安心して食べられる野菜を作ることを心がけています。良い野菜はちょびっと食べるだけでしっかり栄養がとれるんです。 さらに詳しく

2015年、面会交流の支援を始めました。たまさんちのある津軽という地域はとても保守的で、まるで「戦後間もない時代か?」と思われる出来事や論争にしばしば遭遇しました。

特に、夫婦の離婚というシーンにおいて(明治時代の)家制度を引き合いに出したり、「離婚したのだから敷居をまたぐな」という考え方や、「離婚したのだから、子どもを父親に会わせる必要がない」という大人中心の考え方が支配的な地域で、子供の福祉とは名ばかりの現状をたくさん見てきました。それに迎合させられているのは子どもたち。そして、負の連鎖を繰り返して、大人になった時に同じことを繰り返しているようです。

今の日本に「家制度」はありませんし、法律上は「入籍」と言うのも本当はおかしいし、「嫁」や「婿」というのも実は存在しません。そして「離婚しても親子であることに変わらない」のに、旧態依然とした考え方で思考停止してしまい、あまりにも子供の人権が軽視されていると感じました。そこで、たまさんは、親と子の面会を支援するサービスを始めました。

このサービスは「別居している親が離れて暮らす子に会いたい」というケースが主ですが、「成人して就職した子が会ってくれない」というケースもあります。
さらに詳しく▶面会交流支援

2016年、家族相談を始めました。なぜ、上記のように親子が会えなくなるのでしょうか。突き詰めていくと、家制度に染まりきった時代錯誤のジジババによる「支配」が見えてくるようになりました。ジジババが「敷居をまたぐな」「子(孫)を会わせるな」と支配しているケースが圧倒的に多いことは衝撃的なことでした。

支配を受けている側に男女の性差はありませんでした。つまり離婚して「お父さんに会えない」という子だけでなく、「お母さんに会えない」という子もいるのです。一方で、司法や行政の仕組みは、圧倒的に女性に有利な構造になっています。

たまさんが2013年頃からこの問題を調べ始めると同時に、何十人もの(親の離婚を経験した)中学生から話を聞きました。津軽地域は日本全体の平均よりもかなり離婚率が高いことを知り、同時に、その子たちの「大人への信頼感」が揺らいでいることを肌で感じました。たまさんのしごとは、そうした「支配」への介入ではなく、「支配構造」に気がつくお手伝いをすることです。 さらに詳しく▶家族相談

2017年8月、ペンションのダイニングをフリースペースとして貸し出す事業を始めました。ハウススタジオとしてもご利用になれます。雑誌や新聞などの対談取材などにもご利用ください。
平日 午前10時〜午後3時 2,000円〜 さらに詳しく▶ メルカリアッテからもご利用になれます

2017年9月、

その他、たまさんちで、たまさんがしていること

  • HDフォーマット、放送用デジタルハイビジョン映像制作・編集
  • 4Kフォーマットによる業務用映像制作・編集
  • カッティングシートによる切文字作成(主に窓用、自動車用、屋内外の簡易サイン)
  • デジタル音声データの反訳書作成(会議録、裁判用)
  • 文書や遺品の整理
  • 郷土料理の研究
  • 各種講座
    • かんたん化学のお掃除講座(初心者向け)
    • 月1万円のお料理講座(初心者向け)
    • iMovie講座(中度スマホ経験者向け)
    • 今さら聞けないSNSの活用講座(初心者向け)
  • 国際交流(ひらかインターナショナル俱楽部)
    毎週金曜日、17時〜20時

たまさんちで、たまさん以外の人がしていること

  • 整体マッサージ
  • アコースティックギター教室
  • ピアノ教室(4月から)
  • 放課後宿題教室

たまさんの、その他の仕事

  • テレビ番組制作、演出
  • インターネットサーバーの構築
  • ぬいぐるみの修理とクリーニングに関するコンサルタント
  • カーテンの縫製

近々、たまさんがやりたいと考えていること
(イイ知恵、募集)

  • 土木工事
  • カラオケスタジオ(防音室)の設置
  • 温泉の買収
  • 猫と特殊ミシンのカフェ
  • 猫ホテル
  • 花屋とお墓守りサービス