面会交流支援

親子交流・面会交流の支援

子どもに会いたい
父や母を探したい、会いたい
成人した子どもが会ってくれない
家族会議をしたい
離れた家族や親族が集まって泊まりたい

(南黒地域を対象に国際面会交流支援も可能です)

面会交流をご存知ですか?

両親が別居や離婚をしても、子どものことは別問題。離れて暮らす親子が定期的に会うことは、子どもに生きる自信と勇気を与えてくれます。
それはよく分かるけど・・・「離婚した妻と顔を合わせたくありません」、「子どもを会わせたいけれど、夫のDVが怖いのです」 そのような事情で親子交流に困難が生じるケースが増えています。
日本には「親の離婚は子の離縁」という習慣が根強く残っており、多くの偏見があります。「なぜ離婚した相手に子どもを会わせる必要があるのか!」というジジ・ババの干渉も、ここ津軽では特に顕著で、行政の知見も国際的に遅れているのが実態です。
大人の都合で、親子のつながりを断つことは、とても残念なことです。
津軽ファミリービジテーションホームでは、支援員が一緒に交流し、同居親からの子の受け渡し、別居親の寝食のお世話、親子交流のセッティングの他、相談室にて、同居親のカウンセリング等を実施しています。

支援の対象となる方
  • 父母間の信頼関係が回復せず、離れて暮らす親子の面会が困難な方で平川市(平賀駅前)まで来ることができる方
  • 子の成長を考え、親子交流が大切だと思うけれども、誰に相談してよいか分からな いという方
  • 父母間がなんらかの係争中であっても、子どものことを考えたいとお悩みの方
  • 子の年令は問いません

はじめは月1〜2回からスタートし、父母が自立した交流をセッティングできるまでを支援をします。

具体的な(よくある)プラン
  • 【夜】 1日目
    別居親が、たまさんち(みさと記念館)にチェックイン。夕ご飯を食べながら、支援員と一緒に親子交流の作戦会議です。
    親子交流で行なうお菓子作りの準備、料理の下ごしらえ。工作の道具をそろえたり、子に絵手紙を書くのもいいですね。
    面会交流は短時間のうちにいろいろとやりたいことが出てくるものです。しっかり休んで翌日に備えます。(当館は宿泊が可能です)
  • 【朝】 2日目 午前9時
    同居親に子を連れて来きます。支援員が子を預かり、リビング・ダイニングにて親子交流のスタートです。
    何かご用があれば支援員がサポートしますが、子と別居親の自由な時間です。一緒に映画を見ても良いし、お風呂に入っても構いません。クッキングも、ピアノもOK!
    同居親は相談室でお待ちください。(合意があれば同居親も交流することができます)
  • 午前10時 同居親の方に日頃の子の様子や、同居親のお悩みなどをお聞きします。(同居親は、外出されても構いませんが、もし可能であれば、みんなで一緒にお昼ごはんを食べましょう)
  • 午後1時 支援員がサポートし、別居親がランチを作ります。その後は再び自由交流時間になります。
  • 午後3時 親子交流終了の時間です。支援員も加わって片付けをします。(片付けも大切な交流だと考えています) 同居親に子を迎えに来て頂き、交流は終了です。
自由交流時間はどんなことができるの?
  • 料理、お菓子作り
  • テレビ、DVD、ブルーレイの視聴
  • ピアノ、絵本読み
  • 書道、手形取り、お絵かき
  • 昼寝、入浴、土いじり
  • 他、施設にあるものを利用できます
    「ぬこのひたい農園」の畑を利用することもできます(別途費用が必要)
必要な費用は?
  • 事前費用
    事前面接相談(申込者の施設見学含む)
    ★2,000円〜(1時間)
    ★支援申込費用 3,000円
    更新費用 2,000円(半年更新)
    申込者のお試し宿泊 5,000円
    父母間の連絡支援 1,000円〜
  • 親子交流支援(別居親が前日から宿泊して待機することが前提)
    ★別居親の前泊 20,000(宿泊・相談・交流のセット料金)
    (子供連れOK、翌午後3時までの貸切)
    前日のチェックイン17:00〜 夕食、宿泊
    当日の朝食、引受け、交流、引渡し
    親子交流時間 9:00〜15:00 (6時間)
    リビング・ダイニング、キッチン、お風呂場
    1F共用部分と庭を使用できます。
    同居親の吐き出しカウンセリングつき
    支援員が立会う場合 3,000円(1時間毎)

    当日のみのご利用(平川市近隣の方)
  • 上記、事前費用+(必要に応じて)下記料金を加算
    受け渡し支援 5,000円(引受けと引渡し)
    (例)ホームで送迎、平賀駅で送迎
    ホーム使用料 1,000円(1時間ごと)
    使用できるのはリビング・ダイニングのみ
    片付け時間も含みます。
    支援員の立会 3,000円(1時間毎)
付帯サービス
  • 親子農園(夏季のみ)の利用
    親子で野菜や花を育てられる親子農園「ぬこのひたい」が併設されています。苗植えや種まき 、収穫などができます。草取りなど維持管理費として月2,000円のご協力をお願いしております。
  • 写真撮影(無料)
    支援員が無料で写真を撮影します。Googleフォトアルバムの共有機能を使用します。動画撮影もご相談ください。(Googleアカウントがあれば父母間・家族間・親族間で共有・閲覧したり、相互に画像を追加、シェアすることができます)
その他 想定される利用者負担

各自の交通費、親子交流時の食材費、おもちゃなど子へのプレゼントの実費。(ホームにもいくつかのおもちゃを用意しています)

まずは半年間、続けてみませんか

親子交流の継続は、子の成長にとって欠かせないものです。別居や離婚の初期の段階で、このことに気がつくことは難しいものですが、まずは月1〜2回のペースで半年間継続してみませんか?

少しずつ父母の信頼関係を再構築し、半年後には父母だけで親子交流のセッティングが自立できるまで支援員がお手伝いできれば嬉しいです。誰が嬉しいかって子どもがいちばん嬉しいはずです。その実現は支援員を含めたすべての大人の責任であると、たまさんは考えています。

子どもが笑顔になると、みんなが嬉しい。別居する親が自分の子どもと過ごすことは、親としての成長にも欠かせない出来事になります。後年それはきっと同居親にも良い影響を与えてくれて、複雑な現代社会から受ける悪影響から守ってくれるはずだと、たまさんは信じています。(多くの問題を抱える子どもたちは、親との信頼関係不全に喘いでいることを体験的に知っているからです)

他にどんなことをしていますか?

父や母を探したい会いたい

「私が子供の頃に親が離婚して以来、別居した親の行方が分かりません」
「親の居場所が分かったけれど、どのように連絡したらよいか」
「親と会って話してみたいけど、自分一人では心配です」
・・・・・という子どもの立場の方。

成人した子どもが会ってくれない

「子が成人して遠くへ就職しましたが音信不通になりました」
「以前のように子と良い関係を作り直したい」
・・・・・という親の立場の方。

家族会議をしたい

「なんとなく家族がうまく行きません」
「みんな笑顔で暮らせるようになりたい」
「話し合うきっかけを探したい」
・・・・・と考える方なら、どなたでも。

離れた家族が集合して泊まりたい

たまさんちは、最大10人まで泊まれる民泊施設です。国際親子交流にも利用されています。

その他、どんなことでもお気軽にご相談ください。

 

遅まきながら、ご案内のリーフレットが出来ました。
裏表両面印刷していただくと実物に近くなります(*´▽`*)
どのような活動をしているのか、どうぞお見知り置きくださいませ
https://drive.google.com/file/d/0B0Z9crTGNe-9ZTUxWlhyc2JEZXM/view?usp=sharing