なぜか、冤罪DV被害者の男性には料理好きが多いような気がします。かくゆう俺も料理好き。時々、奥さまよりも上手に(?)美味しく作ってしまいます(作ってしまうことがあります(作ってしまったと思うことがあります(作ってしまったと思い込んでいることがあります)))←どうでもいいけど、カッコ多すぎ。
それが、奥さまの癇に障ることは昨今の研究で明らかになっています。奥さまより上手にオムツ替えしたり、泣き止まない赤子をたやすく寝かしつけたりすることも奥さまの反感を買います。世でもてはやされているイクメンは、精神的DVに置き換えられてしまう「危険な行為」となりかねません(笑) いや、笑い事では有りません。本当に。
でも、奥さまに嫌味を与えるためにやってるんじゃなくて、単純に化学が好きなだけだったりします。女性にとっての料理は、おふくろの味(頂点)への通過点(努力・工夫)であり、愛情の化身であり、忙しさゆえの誤魔化しであり‥‥‥他方、男にとっての料理は化学であり手品であり芸術、遊びなのだと思います。
手間をかけた珍味、大雑把だけど遊び心がある料理。化学の知恵で、あまり苦労すること無く奥さまより美味しい料理をつくってしまうことは、奥さまにとって屈辱この上ないというわけです。
そこに相互理解がないと、「男は台所に入るな」となります。男性がより上手に掃除してしまうのも同じで、単に夫は化学の力で綺麗になっていくのが楽しいだけだったりします。そこを女性は「これみよがしに掃除してみせるなんて!!」と訝ります。
ハイター1本、上手に使えば、キッチンはありとあらゆるところが綺麗で清潔になりますが、その化学反応がイメージできるかできないか。イメージがわかないとキッチンは綺麗になりませんし、ゴキブリも出ることになります。そこは男女の脳の違い、発想の違いではないかな?と思う今日この頃です。
なので、男性が、奥さまのご機嫌をとろうとして、もっと頑張ってゴハンを作ったり、掃除したりするのは、むしろ致命的に逆効果になり、不幸にして精神的DV・冤罪DV発祥の地と認定されかねないのが実情です。(;´Д`)
それはさておき‥‥‥
今日は久しぶりにラーメンを食べたくなったのですが、クソ田舎ゆえに買い物に出るのも億劫なので、久々に自家製ラーメンにしました。料理好き(化学好き)の冤罪DV被害諸兄、ぜひお試しください。
◆ラーメンは自宅で簡単に作れます。
重曹(重炭酸ソーダ・ベーキングパウダー)スプーン1杯でスパゲッティをゆでます。すると加熱された重炭酸ソーダが炭酸ソーダに変化します。それがいわゆる「かんすい」です。かんすいで小麦麺を茹でることで、スパゲッティがラーメンに変化します。ゆで汁は苦くなるので*、いっかい麺を洗って、もう一度、ゆで直します。ゆで中は、重曹があわぶくになってあふれますので、弱火で。息を吹きかけたり、差し水であわぶくはセーブできます。
*化学に弱い女性のお菓子作りが失敗して不味いクッキーが出来たりするのは、ベーキングパウダーの加熱し過ぎで苦くなるからです。味付けがヘタなのではなく、化学変化でそうなることがイメージ出来ないためと思われ
丼に、味噌、しょうゆ、味塩コショウ(あれば、バター、ラー油、ゴマ油、ガーリックパウダーなど)を適当に入れておき、ゆでなおした汁でとき、麺を入れながらスープをかまします。お好みで、海苔、ゆでたまご、青のり、ねぎ、乾燥わかめ、などをトッピングしてできあがり。間違いなくラーメンになります。
男はこういう、手品みたいな料理が好きなんですよ。奥さまに「だからお前はダメなんだ!」なんて、ちぃとも思っていません。「うまい」と言われるのは嬉しいですが「オモシロイ」と言われたいのかもしれません。
だって、オモシロイでしょ? イタリアンなスパゲッティで中華なラーメンが出来上がるなんて(笑)