出さない手紙

なぜかわからないけど、説明ができないけれど、産前産後から始まるイライラした気持ち。つい子供の前で夫に当たり散らしてしまい自己嫌悪。自分では制御出来ない気持ち。どうして私だけが・・・という孤立感。

他のサイトでは、女性同士が陰鬱とした気分で「そうそう、あるある!」と共感していることが多いようですね。青森のコミュニティでは、ミーティングの際、自分の発言はすべて受け入れられます。また、そこで話されたことは、陰口や悪口にならないよう、すべて自分の心に持ち帰っていただくことになっています。

しかし肝心の「いちばん解って欲しい人」に、その想いは伝わっているでしょうか。最近、当ミーティングでは、パートナー(夫)に、自分の気持ちを手紙で伝えることを推奨しています。

一口に「私、産後うつみたいなんだ」と話しても、残念ながら夫はなかなか理解ができないものです。脳の仕組みも心の仕組みも違う。普段の会話で「あなた、あれをしてくれなかった!」「こんなひどいことを言った!」と夫を責めるのではなく、気持ちを綴ってみませんか。



私は、子育てをしている時、あなたにこれ手伝ってとひとこと言うことができなかった。そんなことをお願いしたら、あなたが怒ってしまうんじゃないかって、どうしてか勝手に決めてしまったの。そして、言わなくてもやってくれるものだと、あなたに甘えてた。それなのに、私はあなたに何も頼んでいないのに、「あれしてくれなかった!これしてくれなかった!と責めてしまって、ごめんなさい。


 怒り出しちゃうと溢れてきて止まらなくなるの。そしてあなたを困らせてしまう。あなたがせっかく作ってくれた食事にも嫌悪感を感じたり、お腹が空いているのに意地で食べなかったりするの。


いつの間にか、すべてをあなたのせいにしている自分に気がついて本当に嫌になるよ。だけど、それも言葉や態度で見せたくないの。だからお手紙を書いてみました。


あなたのことや家族のことを心から愛しています。それでも今の私の気持ちはなぜか、ちょっとしたゴミが気になって触れなかったり、子供のうんちを見るのさえ嫌になってしまうこともあるの。「ああ、私は母親なのに」って、自分でもがっかりしちゃう。


あなたはそういう私を見て、嫌な気持ちになっているでしょうね。あなたが子供をお風呂に入れてくれたり、オムツを換えてくれたりすることを、本当は心の底でありがとうって思ってるの。だけど、面と向かって素直に言うことが、今はできません。それをどうやって伝えようかと、ずっと悲嘆にくれていました。


お義母さん、お義父さん、本当に良くしてくれるのに、今の私は悲しい顔や怒りを悟られたくなくて、かなり無理してる。でも、あなたが悪いとか、何かして欲しいっていうではないの。私自身のことだって気がついたから。あなたは、私が義両親を嫌いでうまく行ってないと思っているでしょうね。決して嫌っているわけではないの。今は誰に対してもいい顔ができなくて。義両親の来る回数が多いから、どうしてもそう見られてしまうのはわかっています。会いたくないわけじゃないの。私が元気になるまでの間、お会いする回数を少し減らしてもらえたら、私はもう少し頑張れると思うんだ。


なぜか、頑張って!と言われると、私、猜疑心とか、「頑張ってるのに」っていう反抗心が出てきちゃう。え? もっと頑張らないとダメ?って落ち込んじゃう。


むっちゃ都合いいことを書いているかもしれないけど、あなたには、このつらい気持ちを知ってほしいの。理解してと言っても難しいと思う。「ふうん、そうなの?」って、関心を持ってくれるだけでも安心するのかも。悪気がないのにそうなっちゃうの。


家事も育児もさぼっているつもりはないんだけど、思うようにできなくて、あなたに叱られて嫌味を言われて、とてもつらい気持ちになって、でも、あなたの言うとおり、ぜんぜんできていなかったからね。「ちゃんとやりたい」って考えるほど、どこかから怒りや悲しみがわいてきてしまうの。そして「子供にも申し訳ないな」って後ろめたい気持ちなんだけど、そこから這い上がれない時に、あなたにガツンと本当のことを言われちゃって、恥ずかしいやら、腹が立つやら・・・(ごめんなさい。ぺこり)


それを、あなたが怖がったり、嫌がって友達に愚痴を言ってるのも知ってる。そういう気分になっちゃうよね。あなたの気持ちがだんだん離れて行ってるのも感じてる。つらい気持ちに、寂しい気持ちも混ざってしまって。
あなたは私にとって特別な人。家族にとっても大事な人。わかっているのに、あなたに当たったり、物を投げたりしてしまうの。そこは悪かったなって、いつも後になって反省しているのに、それをきちんとあなたに伝えたことは一度もなかった。


これからは頼みたいことは、できるだけ素直に頼みたいと思っているの。イライラしてうまく伝えられないかもしれないから、短いメモで、伝えることがあるかもしれない。それは、あなたを嫌いだからじゃなくて、私がうまく伝えられないからなのね。その時、嫌な気持ちになったらごめんねって最初にあやまっておくね。いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。またお手紙かいていいですか?」


・・・みたいなの。ね♡

産後うつのミーティングは、毎週土曜日 午前10時からです

2018年からは家族相談の一環として相談受付を統合します。

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