共通の課題を見つける

誤解を恐れずに書きますと、夫婦間にいさかいのある方に多い問題なので、記事をシェアさせていただきました。

監護親の方は、これは夫のせいでこうなった!と思っていることが多く、そう思うことでプレッシャーをかわしているようです。

一方、別居親の方も、これは妻のせいでこうなった!と責める方が多いです。

どちらも間違いで、発達障害は生まれつきのものであり、育て方の問題ではありません。

ただ、夫婦が協力して子どもの良いところを伸ばしたり、障害の特徴を活かして楽しく過ごす、と言うことは可能だという研究は増えています。

なによりも障害による生きづらさは本人のみぞ知るところで、親の対応がネグレクト気味になったり、過剰になり過干渉になりやすいこともあるようです。

人の考え方、受け止め方はそれぞれで、どれが正しい対応かと言うことは断言できません。

しかし、夫婦間で情報を共有したり、父母がそれぞれ子の話に傾聴することは、子どもも安心しますし、父母の協力する姿を見せることは子どもの自己肯定感を高めてくれるはずです。

たまさんちでは、お父さん、お母さん、両方の話を聞いてお互いシェアできるテーマを探します。

夫婦の意見が合わないことは仕方がないかも知れません。無理に合わせなくても良いでしょう。けれど、たったひとつでも共通することがあったとしたら、見つける価値があるのではないでしょうか。

そして、どうぞ子どもの未来・将来に悲観しないでください。

心配事の90%は起きないものです。

参考記事
https://h-navi.jp/column/article/35026197

言ってみれば、誰かのせいにすることで自分の責任を見ないで済むと言うような生き方の悪いクセや、心配すること自体が安心になっている悪いクセがあり、それを子どもが真似し始めてしまった時のほうが、より深刻な問題に発展してしまうようです。

困難を感じたら、お電話ください。

たまさん家族相談 050−3561−3310 (留守番電話)

見た目も中身も完璧な人はいない

たまさんは普段から「心配事の9割は実際に起こらない」と信じています。

しかし、毎日多くの人々が、いろいろな不安や心配事に苛まれたままです。9割は起こらない。統計的にそうなっているので、そう信じてくださいな。

それで、今日は「自分は嫌われているのではないか」「自分の容姿が変なのではないか」という不安に着目してみたいと思います。

毎日あり得ないことを“確信”する「妄想性障害」という状態があります。病というよりも、今の社会に煽られる「不安な状態」と言えるのではないでしょうか。なので、一時的な「障害」であって、それは克服して行くことができると、たまさんは考えています。

よく「人は見た目より中身」と言われますが、見た目もそれなりに大切であることは否定できません。ただこれは、身だしなみを普通にしているということで、大概の人は嫌悪感を感じないものです。

問題となってくるのは、「見た目以上の妄想を思い込む」ことと、「自分は最悪な容姿をしている」と思い込む”醜形恐怖”という状態です。まあ、青春時代は誰しも一度くらいは経験があると思います。それは、誰と比べているのでしょうか。何と比べているのでしょうか。

よくありがちなのは、成人前後の女性で、自分の顔のことをひどく気にして精神不安定になるケースです。学校も卒業して、友人もそこそこいる。けれども、顔の美醜に対するこだわりがあり「こんな顔では生きていけない、死にたい」と言って、苦しみのあまり(苦しみから逃れる手段として)リストカットに”挑む”ことがあり、高校生では約10%が、なんらかの自傷行為をしているという統計もあります。

常に鏡を気にしたり、スマホの自撮り画面で顔写真を撮影したり、長時間化粧をしていたりして、勉強や仕事、友人との付き合いにも集中できなくなり、とりわけ男女間の付き合いには無用な軋轢を生じさせてしまうこともあるようです。まあ、そりゃ年頃だから、お友達と比べて悔しく思うこともありますよね。

ところが、そんな方と会って話してみると・・・決して器量がないわけではないし、本人に聞いても、「他人から、かわいいですねと言われたことは何回もある」そうです。それでも本人は「どうしても美容整形をしたい。奇麗になりたい」と望み、時にはお金がないことに絶望して大泣きしてしまうとか。(お金がないことについての嘆きやアピールの場合もあります)

「私、自分のことも、自分の顔も大嫌いです。目もかわいくないし、ずれてるし、鼻もつぶれてるし・・・」

あ、いや、客観的に見ても、そうではないと思いますが・・・。しかし本人としては「この苦しみは、どうせ誰にもわかってもらえない」とやさぐれてしまいます。ここで大事なのは「本人がそう思っている」ということです。

なので、手術も結構なんですが、むしろ本人の気持ちの変革が大切になってきます。

残念なことに、意を決して美容整形術を受けても、またあれこれと気になって、どんどん”過剰”な欲求や要求が増えます。結論からお話すると、この枯渇した状態が、本人を追い詰めていると言えます。

むしろ「美人だなあ」と思う人が、自分の容姿について過剰に心配し、実態とは異なることを”思い込む”という状態ですので、お医者さんにかかったりすると「妄想性障害」と診断されてしまうのですが、これまたクスリで良くなるものでもありませんし、クスリにはまると別の厄介な問題が起きます。

どうしても「醜い」と思い煩ってしまう本人との対話が必要です。難しいのは、「かわいいね!」と言う言葉が、こちらの思いとは違っているので、本人にとって「受け入れがたい言葉」であること。そして、そのつらさが他の身体症状につながり兼ねないということ。お世辞が気持ち悪く感じることと似ているかもしれません。

それが事実だという強く悲しい思い込み、誰も理解してくれないという孤立感、そうした一次感状が怒りとなって、「こんな子に産んだ親が悪いんだ」と悪態をつくこともあります。(怒りや悪態には、必ずと言って良い程、その前段となる出来事があります)

さらに”深刻”になると、「すれ違う人が目を背ける」とか、「振り返った人に笑われた」とか、「自分は人を不快にしているのではないか」という思い込みに進行してしまいます。ただ、これを「妄想」と言う言葉で片付けようとすると、本人にとって回復が困難になります。「妄想ですよ」と言われても受け入れがたい苦痛が根底にあるのです。

中傷されているわけでもないのに「中傷された」と思い込むのは完全に妄想なのですが、本人が「そう思っている」「そういう気分になっている」ことは間違いないようです。中傷される”声”が聞こえるとなると、それは幻聴です。お医者さんにかかると「統合失調症ですね」と言われます。もっとも、それに近い状態ではあると思います。お医者さんが「なんちゃら障害ですね」と言って、さじを投げてしまうのでは、そこに出向いている意味もないような気がします。

しかし、見方を変えてみるとどうでしょうか。それが”過剰な”思い込みであったとしても、”過剰な”向上心と捉え直すこともできます。

「十分、かわいいし綺麗ですよ」という言葉は、本人の気持ちを否定してしまうかも知れません。おそらく、女心の難しいところとは、そういうことなのでしょう。

じゃあ、どうすれば良いのか。

「かわいいです」「きれいです」と言うのは、男性が照れ隠しで言ったりすることもあるので、隠さないで「好きですよ!」と表現すればいいかもしれません。「かわいい」「きれい」は人によって異なる感覚だけれども、「好きですよ」というのは、例え不細工な状態でも、それが好きですよ!ということです。

ちなみに、誤解がないように言っておくと、不細工という言葉は、カタカナ語になって「ブサイク」と、やや威圧的に聞こえますが、「細工をしていない」ということですから、単純に「化粧をしていない」ということです。化粧をしなくても、誰からも嫌われなかった、好意を寄せてもらった、という安心体験が繰り返されることで、”妄想状態”はだいぶ緩和されると思います。

本当に”誹謗中傷”が聞こえるのかどうか。それが”聞こえる”ことによって、誰かをコントロールしようとしていないか。お医者さんに判断できるのは、せいぜいそんなことくらいなのかもしれません。

心配事は9割起きない。

安心できる体験と、成功体験を繰り返して行けば、気持ちの落ち着きをきっと取り戻すことができます。

そして、好意を寄せてくれる人に素直にありがとうと言えたら、とても素敵なことです。その人はきっと、あなたの知らない「良いところ」をたくさん知っている人です。不細工でもいいじゃありませんか。素のあなたが好かれているのです。

住職から冴えわたる回答

家族と上手くいかない理由は、相手にではなく自分の方にあると、取り敢えず考えるところから打開できるかも知れません。取り敢えず、考えるだけならできそう。

参考記事
http://ruisenhoukai.com/4137
はじめはそれでいいんじゃないかと ( ´∀`)

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「言えば、なんとかなる」は、なんとかなるか!?

身体のつくりが違うように、脳のつくりも異なる男女の脳。夫婦間のちょっとした誤解や思い違いなどが生じるのは、脳の仕業だったというわけです。

いちばん身近な配偶者にこそ、誰よりも自分のことを理解してほしい、と望んでしまう気持ちはよくわかりますが、ここまで男女の脳が違っては、お互いを完全に理解しあうのは不可能なのかもしれません。

男女では性差が認められている脳を持っているので、男と女はお互いに違うと理解する努力が必要。

「言えば、なんとかなる」は、なんとかなるか!?

参考記事
http://notesmarche.jp/2017/06/23975/

いつか父に再会する日が来る

【朝日新聞 6月2日(金)14面、Voice声100年】
『いつか父に再会する日が来る』


高校生 ○○ ○○ (神奈川県 18歳)
今年も父の日がやってくる。両親は私が幼いころに離婚。以来、父とは会っていない。顔も声も、自分の記憶にはない。
母や親戚からどんな人だったのかを聞いた。私のことを目に入れても痛くないくらい、可愛がってくれていたという。短い時間の中で、たくさんの愛をもらっていたんだな、と感じた。
私には20歳までに父を探し、会いに行くという夢がある。今までのことをたくさん話し、ありがとうを伝えたい。
しかし、今いる場所や連絡先は何も知らない。親戚の人がこう言った。「どんなに離れていても、親子の強い縁で結ばれているの。だから、いつかきっと会えるわよ」。その言葉を信じ、諦めず父を探しに行こう。
お父さん、元気でいますか。いつか会える日を楽しみにしています。


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お披露目会のご案内

4月の民宿(簡易宿所)開業から2か月。
ファミリービジテーションホームのスタートです。
ようやくたまさんのビジョンが形になります。

◆加害・被害にこだわる日本のDV事情は誰もが壮絶なファンタジーを描いてしまいます。被害・加害の違いはなにか?突き詰めてゆくと、どっちもどっちだったりします。傷ついて居る人の様々なサポートをして行きます。メインは自助グループになります。

◆突然の離婚や別居で疲弊する家族。大げさなネットの情報に踊らされたり、無責任な行政支援に振り回されたり。自分で活きた情報を取りに行きましょう。ここには同じ境遇の人が集まります。

◆オトナの都合で会えなくなる親子が増えています。子どもの「会いたい!」に耳を傾けてくれるオトナは、とても少ないと感じます。たまさんちは、ここを皆様のホームとしてお使いいただけます。
面会交流支援はもちろんのこと、遠くから来られる別居親は、ホームに前泊して、ゆっくりと休んでから親子交流に臨めます。夜は一緒に交流の計画をねってワクワクしながら眠りましょう。なんと、ホームを面会交流の場所として利用することができるのです。
親子で料理しても良し、お風呂に入っても良し、お絵描きしても、テレビを見ても、畑で野菜を作っても良いんです。最長で6時間ですが、その間、支援員は同居親の方との信頼関係を深めます。もし、みんなで仲良くすることができたなら、一緒に食事をするのも良し、庭でバーベキューをするのも良し。様々な形での親子交流を支援します。青森県平川市に「ボクのワタシの別荘がある!」と思ってください。

そんなわけで、6月10日(土曜日)から6月13日までの4日間、ホームを開放しますので、どうぞリラックスしに来てください!

賛助会費として、一人2000円のご協力をよろしくお願いします。

*宿泊を希望される場合は、AIRBNB経由にて宿泊をご予約ください

すでに沢山のゲストが宿泊しています!
https://www.airbnb.jp/users/show/60066224

男の料理には「美味しい!」より「面白い」って言ってw

なぜか、冤罪DV被害者の男性には料理好きが多いような気がします。かくゆう俺も料理好き。時々、奥さまよりも上手に(?)美味しく作ってしまいます(作ってしまうことがあります(作ってしまったと思うことがあります(作ってしまったと思い込んでいることがあります)))←どうでもいいけど、カッコ多すぎ。

それが、奥さまの癇に障ることは昨今の研究で明らかになっています。奥さまより上手にオムツ替えしたり、泣き止まない赤子をたやすく寝かしつけたりすることも奥さまの反感を買います。世でもてはやされているイクメンは、精神的DVに置き換えられてしまう「危険な行為」となりかねません(笑) いや、笑い事では有りません。本当に。

でも、奥さまに嫌味を与えるためにやってるんじゃなくて、単純に化学が好きなだけだったりします。女性にとっての料理は、おふくろの味(頂点)への通過点(努力・工夫)であり、愛情の化身であり、忙しさゆえの誤魔化しであり‥‥‥他方、男にとっての料理は化学であり手品であり芸術、遊びなのだと思います。

手間をかけた珍味、大雑把だけど遊び心がある料理。化学の知恵で、あまり苦労すること無く奥さまより美味しい料理をつくってしまうことは、奥さまにとって屈辱この上ないというわけです。

そこに相互理解がないと、「男は台所に入るな」となります。男性がより上手に掃除してしまうのも同じで、単に夫は化学の力で綺麗になっていくのが楽しいだけだったりします。そこを女性は「これみよがしに掃除してみせるなんて!!」と訝ります。

ハイター1本、上手に使えば、キッチンはありとあらゆるところが綺麗で清潔になりますが、その化学反応がイメージできるかできないか。イメージがわかないとキッチンは綺麗になりませんし、ゴキブリも出ることになります。そこは男女の脳の違い、発想の違いではないかな?と思う今日この頃です。

なので、男性が、奥さまのご機嫌をとろうとして、もっと頑張ってゴハンを作ったり、掃除したりするのは、むしろ致命的に逆効果になり、不幸にして精神的DV・冤罪DV発祥の地と認定されかねないのが実情です。(;´Д`)

それはさておき‥‥‥
今日は久しぶりにラーメンを食べたくなったのですが、クソ田舎ゆえに買い物に出るのも億劫なので、久々に自家製ラーメンにしました。料理好き(化学好き)の冤罪DV被害諸兄、ぜひお試しください。

◆ラーメンは自宅で簡単に作れます。

重曹(重炭酸ソーダ・ベーキングパウダー)スプーン1杯でスパゲッティをゆでます。すると加熱された重炭酸ソーダが炭酸ソーダに変化します。それがいわゆる「かんすい」です。かんすいで小麦麺を茹でることで、スパゲッティがラーメンに変化します。ゆで汁は苦くなるので*、いっかい麺を洗って、もう一度、ゆで直します。ゆで中は、重曹があわぶくになってあふれますので、弱火で。息を吹きかけたり、差し水であわぶくはセーブできます。

*化学に弱い女性のお菓子作りが失敗して不味いクッキーが出来たりするのは、ベーキングパウダーの加熱し過ぎで苦くなるからです。味付けがヘタなのではなく、化学変化でそうなることがイメージ出来ないためと思われ

丼に、味噌、しょうゆ、味塩コショウ(あれば、バター、ラー油、ゴマ油、ガーリックパウダーなど)を適当に入れておき、ゆでなおした汁でとき、麺を入れながらスープをかまします。お好みで、海苔、ゆでたまご、青のり、ねぎ、乾燥わかめ、などをトッピングしてできあがり。間違いなくラーメンになります。

男はこういう、手品みたいな料理が好きなんですよ。奥さまに「だからお前はダメなんだ!」なんて、ちぃとも思っていません。「うまい」と言われるのは嬉しいですが「オモシロイ」と言われたいのかもしれません。

だって、オモシロイでしょ? イタリアンなスパゲッティで中華なラーメンが出来上がるなんて(笑)